マネジメントレビュー規定(5.6)

1.0 目的
1.1 当社は、代表取締役並びに各部門の責任者が品質マネジメントシステム(QMS)の継続性・適切性・妥当性・有効性を見直すための手順を確立します。

2.0 適用範囲
2.1 この手順書は、マネジメントレビューに適用しています。

3.0 参照文書
3.1 ABC-QMS-FM-009:マネジメントレビュー議事録

4.0 定義
N/A なし

5.0 責任者
5.1 代表取締役
5.2 ISO管理責任者 (IMR)

6.0 手順
6.1 代表取締役並びにIMRは、QMSの継続性・適切性・妥当性・有効性を見極めるために少なくとも年一回マネジメントレビュー会議を次の要領で開催します。

6.2 IMRは、マネジメントレビュー会議の開催準備を行い、開催当日は議長をつとめます。この会議の出席者は次の通りです。
・ 代表取締役
・ IMR(議長)
・ 製造部長
・ 総務部長
・ 営業部長


6.3 マネジメントレビュー会議の議題は次の通り定めています(インプット)。
1. QMSの継続性・適切性、妥当性、有効性の検証
2. 品質方針及び品質目標の到達度の検証と見直し
3. 内部監査/フォローアップ
4. 第三者監査/フォローアップ
5. 顧客からのフィードバック(顧客苦情・意見・礼状)
6. 各部門におけるプロセスの実施状況の報告
7. 不適合並びに不適合製品の検証
8. トレーニング実施内容の評価
9. 契約内容の確認報告
10. 供給者評価表の見直し報告
11. 製品に関連する法律・規制の見直し確認
12. 前回までのマネジメントレビューの結果に対するフォローアップ
13. 是正処置/予防処置の検証
14. 顧客の満足度の検証
15. QMSと品質改善のための提案
16. 社会状況の変化・製品に関係する市場動向の報告
17. その他

6.4 マネジメントレビュー会議での決定事項や処置は次の事項を含みます(アウトプット)。
1. QMSとプロセスの有効性の改善(継続的改善)
2. 顧客要求事項への適合に必要な製品の改善
3. QMSを実施及び維持するための資源の必要性の確認

6.5 IMRは、議事録を「マネジメントレビュー議事録」(ABC-QMS-FM-009) に記録します。この記録は、会議の関係文書と共に社外秘扱いとし、機密文書とします。

7.0 記録
7.1 ABC-QMS-FM-009:マネジメントレビュー議事録