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ISO 14001 を認証取得された企業に、 取得後の効果について尋ねてみると、次のような回答をされる社長も少なくないと思います。

「お客さんから要請があり取引継続のためになんとかISO 14001 認証取得をしたけれど、認証取得が目的だったので、認証取得後の運用をよく考えていなかった。とにかく認証取得するためにいろいろルールを作ったけれど、 今じゃ現業とうまくかみあっていなくて かえって手間がかかってしょうがない。」

あるいは、

「知名度も低いわが社で、世界に通用するお墨付きだと思って認証取得してみたけれど、知名度アップの効果はさしてなく、手間ばかりかかって、 かえって効率ダウン 、コストアップになっているのでは?と最近思うよ。」

また、

「ISO 14001 認証取得に向けての従業員の盛り上がりはどこへいったのやら。 ISO14001 を認証取得したけれど 目だった効果はなく 、むしろ重荷になっているようだ。」

上記のような回答をされる企業では、年 1 回の定期審査前に次のようなやりとりがなされていないでしょうか?

  「維持審査が近づいてきた。できてない記録類を審査前までに仕上げておかなくては・・・」

  「維持審査に向けて、審査対応 Q &Aの特訓だ。君よろしく頼むよ」

  「記録、記録でいやになっちゃうよ。コピー 1 枚とるにも記録、ごみの分別のチェックも記録。

  だからISO14001 なんていやなんだ」

このように、 ISO14001 が有効に機能していない大きな原因は、どこにあるのでしょうか?いろいろな要因が考えられますが、 主たる原因には次の3点が考えられます。

・ 本来業務と ISO14001 の活動が連動していない

・ 継続的に運用する仕組みになっていない。

・ トップ層がしっかりと関与していない。

 

■ISO14001の本質

ISO14001 認証取得による活動を効果的なものとするためには、トップ層が ISO14001 を 使いこなすことが必要です。市場競争が激化する中で、貴重な貴社の経営資源を、経営に役立たない、いやそればかりか足を引っ張りかねないことに投入してい ては、もったいない限りです。今すぐにでも軌道修正をして、貴重な貴社の経営資源を有効活用することをお勧めします。ISO 14001 はあくまでトップダウンの経営ツールです。生かすも殺すもトップ層次第です。

では、どのような方向性で軌道修正をしたらよいのでしょうか?前述の ISO14001 が有効に機能していない原因との関係で、改善の方向性を順次ご考えてみたいと思います。

その前に、まずは ISO14001 の本質を再度確認してみたいと思います。

ISO14001 は、世界標準の1つで、企業活動や製品・サービスを通じて、

環境に与える負荷をできるだけ減らすように配慮したトップダウンの目標管理の仕組みです。

図1をご覧下さい。図 1 をご覧いただくとわかりますように、ISO 14001 の骨格には「トップダウンのPDCAという目標管理の仕組み」と 「3つの約束」 があります。

「3つの約束」には、「法規制遵守」「継続的改善」「汚染の予防」があります。

これらのISO 14001 の本質は、対象を環境負荷の削減に限定することなく活用できる「経営ツール」の1つであるといえます。この本質を生かして、ISO 14001 を 効果的に運用するポイントは、次の 3 つ であると思います。

1. 本業での課題解決と連動させる。

ISO 14001 の経営ツールとしての本質に着目し、 本業での課題解決にISO 14001 の仕組みを活用する ことです。

2. 運用する仕組みをつくる。

絵に書いた餅ではなく 実際に使いきる仕組みにする ことです。毎日の業務の中で、 ムリ、ムラ、ムダがなく活用できる仕組み とすることです。


3.
トップ層がしっかり関与する。

トップ層がしっかり関与して、ISO 14001 の仕組みを経営に生かしきる ことです。何を年度の目標とすべきか、目標達成に必要な経営資源を投資決定できるのは、トップです。

トップは、年初に目指す方向性をしっかりと従業員に示し、年央、年末等適時に、活動が目指す方向性とずれていなかを確かめながら、ずれが生じていれば適時に軌道修正を指示することが必要です。

 



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